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活動報告

2022-10-22

第8期諏訪湖水質保全計画(案)にパブリックコメント提出!!その1

長野県では、湖沼水質保全特別措置法に基づく指定湖沼として指定された諏訪湖について、令和4年度を計画期間の初年度とする「諏訪湖に係る第8期湖沼水質保全計画」を策定しています。
案が出来上がりパブリックコメントの募集がありましたので、気になった点を提出しました。
そのうち、本質的なことを聞いていますのでいくつか投稿します。もっと本質に迫らないとダメ!

■例1
漁獲量の推移について、近年の認識が間違っている。
諏訪湖漁協のデータでは、・2019年:漁獲量17,148kg(17t)金額1, 469万円、・2020年:6,471kg,526万円(あゆ,すじエビは0)・2021年:1,012kg,77万円(うぐい,どじょう,むろ,ますは0)。ワカサギは、2021年454kg,手長エビは84kg。 激減!このままでは死の湖になる。
上記の状況にもかかわらず、「近年は10~20トン台で推移」の記述。上記の状況を直視せずに「第8期湖沼水質保全計画」を策定したのなら7P239行の「多様な生物を育む生態系の保全」,17P576行の「生物豊かな湖岸域の復元・創出」は意味がありません。この2年の現状を理解していますか?計画の基本としてこの2年の危機的状況を明らかにし、計画のベースとして下さい。

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