Activity

活動報告

2022-07-26

静岡大ニッコウキスゲ観察実験

7月24日静岡大理学部の増沢教授と学生3名が霧ヶ峰蛙原の花畑に来訪しました。
花畑の一角をフィールド調査や実験の場として使い、毎年研究室の学生と訪れます。自然発芽の状態や確率、他の生態系との関係を調べているようです。また、許可を得て研究室で栽培実験を行っているとのことです。
ニッコウキスゲは7年ほどで個体が自然消滅するとのことで、花畑の維持には自然発芽が欠かせません。しかし、種のほとんど(80~90%)はネズミや鳥に食べられ発芽は極めて少ないようです。花畑はもともと牧草地だったため発芽環境は良くないようです。1回耕したことがありましたが、冬眠していた外来種の種が目覚めてとんでもないことになりました。
ご指導を受けながら維持・拡大を図っています。

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